ボディメイクとは
ボディメイクというと、ダイエットや減量がすぐに頭に思い浮かぶと思います。しかし、皆様の本当の願いは「美しい見た目」や「不要な脂肪がない身体」ではないでしょうか。体重そのものを減らしたとしても、体脂肪がたくさん残っていて、しまりのない見た目では全然嬉しくないと思います。体脂肪1㎏を燃焼させるには7,200㎉も消費させる必要があり、ウォーキングだと30時間、ジョギングだと15時間ほどに相当します。一方で、結婚式や大切な行事の直前に「少しでも見た目を!」という気持ちもよく分かります。中身はそれほど変わらなくとも、1日でいいのであれば、施術によって見た目を大きく変えることも可能です。
ボディメイクがうまくいかない原因
- 過度な糖質制限
- 過度なカロリー制限
- たんぱく質のみを摂取する
- 短期間(3ヶ月以内)で減量しようとする
- アレルギー以外で減量のために禁止食品を作っている
自宅でできる簡単ストレッチ&ケア
1.ストレッチポール
2.広背筋ストレッチ
3.四股ストレッチ
ボディメイクの失敗を防ぐ方法
1.「1ヶ月で10㎏減」などという吊り広告に惑わされない
2.秘伝○○法などというものに惑わされない
3.科学的根拠のない内容に飛びつかない
4.毎日体重計に乗って、一喜一憂しない
5.方法論にこだわる前に現状分析をしっかりと行う
失敗の意外な原因
減量を目的とするとうまくいかないケースが多いです。減量やダイエット、ボディメイクはあくまで手段であって目的ではありません。減量やダイエット、ボディメイクを行った結果、「健康になって長生きし、いつまでも孫と遊ぶ」「仕事で成果を出しやすくする」「痛みが減って外出が楽しみになる」などが最終目的なので、目標設定が曖昧だと減量やダイエット、ボディメイクは失敗することが多々あります。
症例紹介
糖質制限やカロリー制限、ジムに通うなど、ご自身なりの取り組みをされてきた30代の女性Tさん。糖質制限やカロリー制限を行う中で、ジムに通うという無茶をされておりました。その結果、Tさんは生理痛や冷え性、低血圧による身体のだるさを感じておりましたが、それらの症状は若い女性にありがちなものと思い込んでいたため、大きな不調とは認識していませんでした。また、糖質制限やカロリー制限によって、一時的に減量は可能なものの、リバウンドを何回も繰り返していました。特に、糖質が含まれているというだけで、お菓子やジュースだけでなく、お米や果物、芋類までも禁止していました。面談の結果、お菓子やジュースを控えてもらうのは有難いが、果物やお米、芋類は睡眠の質向上や体調の安定、食欲を落ち着かせる効果があることを伝えました。また、仕事や家事、育児にずっと追われているような感覚はストレスとなり、ストレスによって食欲が暴走することも伝えました。時間に追われているというストレスを減らすために、1週間の時間配分を一緒に考えました。具体的には、平日の夕食はバランスのとれた配食弁当にして、子供さんのおやつは果物に置き換えてもらいました。まずは平日の時間を捻出することによって、時間に追われているというストレスが軽減したようです。また、休日にはおやつを子供と一緒に作ることにしたところ、材料の質問を子供さんからたくさんされるので、自然と材料に含まれる栄養については、こちらにLINEで質問して下さるようになりました。その結果、偏った知識や思い込みによって、子供さんの栄養までバランスを崩していることに気が付いたようです。3ヶ月後には自然と-5㎏の減量を達成し、生理痛の改善や気分の高揚が得られ、ママ友とのランチ会に行くことがとても楽しみになり、冷え性やだるさが改善されたおかげで、おやつだけでなく、食事も子供と一緒に作ることができるようになったそうです。