コスパ最強ケア①:日光浴
▼今回の参考文献▼
「紫外線はお肌の敵!全身ブロック!」
みたいなお声が聞かれますが
日光を浴びないデメリットは想像以上に大きくなります
1日に必要なビタミンDの80%は太陽の光によって作られていて
このビタミンDが不足すると
- ガンの発症率が上がる
- 高血圧になる
- 心疾患の死亡率が上がる
- 脳の機能がおとろえる
- 肥満になる
- 骨がもろくなる
- アルツハイマーのリスクが上がる
- うつ病や不安症にかかりやすくなる
- アレルギーのリスクが上がる
といった症状を引き起こしやすいんですよ
特に、現代人は日光の量が不足しがちで
- 仕事は屋内がメイン
- 通勤は車か電車
- 帰宅後は自宅でテレビかネット
みたいなライフスタイルだと
週末にアウトドアへ出かけてもビタミンDが不足するようです。
数百万年の進化の過程で、ヒトの身体は日光がないと上手く機能しないようにできているみたいです。
日焼けのリスクは誇張されすぎている
参考文献の著者によると
適度な日光浴(肌が赤らむほどではなく、健康的な小麦色に焼けるぐらい)のレベルで、皮膚ガンの発症率が高まることを示した科学的なデータは存在しない。皮膚ガンにつながるのは、あくまで過度な日光を浴びたときだけだ。
とのこと。
肌が赤くなって痛むレベルの日焼けでなければ
とくに皮膚ガンリスクは上がらないわけですね。
というか、ビタミンDが足りないせいで皮膚ガンが起きたり、
肌が劣化してしまうリスクもかなりありまして、
美容のために日光を避けまくってたら、
逆に肌にシワが増えたなんて事態にもなりかねないんですよ。
自分にとってベストな日光の量を知ろう!
「じゃあ、適切な日光の量は?」って話ですが、
個人差がありまくる話ですが
1日に6~20分ぐらいは全身に太陽を浴びないと
ビタミンDが不足敷きます。
もちろんこれは最低ラインなので、
健康や美容の効果を最大限上げるには
もうちょい浴びたいところではあります。
感覚としては
肌が痛くなるぐらいの日焼けを起こさない範囲で、日光は自由に浴びた方がいい!
ぐらいでOKかと思います。
日光浴のガイドライン
そんなわけで、当院の日光浴のガイドラインは、以下のとおりです。
- 肌の痛みや水ぶくれが起きるレベルの日焼けは絶対に避ける。
- 最低でも1日に10分は全身の3割の肌に陽の光を浴びる。
- 健康的な小麦色の肌か、ほんのりピンク色になるぐらいの日焼けなら問題なし。
- 外に出る機会が少ないときは、もっともビタミンDの生産量が多くなる正午の時間を狙う。
- まとまった時間を日光浴に割くよりは、数分の日光浴をくり返したほうがビタミンDの生産量は多くなる。
- 野菜や果物をちゃんと食べ、紫外線のダメージを最小限に減らす。
今回からご自身でできる簡単ケアの方法を紹介していきます。
次回は「深呼吸」の凄さを紹介したいと思います。
ご自身のケアの方法について困っている方は
当院の公式LINEに登録して頂いてご相談ください(無料です)
お楽しみにm(_ _)m