【ストレスに効く食材8選】

お客様にストレス発散のために何を食べたり、飲んだりしているか伺うと…

ストレス発散=暴飲暴食

が世間一般に定着しているんだとしみじみ感じる今日この頃です。

 

「食べてストレス発散?」

「そんな都合の良い食べ物なんかないでしょ?」

「ストレス発散には酒しかないっしょ!」

 

というお客様の声を頂きますが

意外にストレス対策になる食材は研究分野ではかなり豊富にあります。

ストレスの完全に失くすのは不可能ですが、

メンタルのダメージをやわらげてくれる

当院オシオシの食品を紹介していきましょう。

 

↓今回の参考研究↓

  • Alramadhan et al (2012)Dietary and botanical anxiolytics
  • Selhub et al(2014)Fermented foods, microbiota, and mental health: ancient practice meets nutritional psychiatry

ストレス対策フード①:緑茶

トップバッターは最強の飲み物選手権でも1位に輝いた「緑茶」。

2006年の研究では、緑茶を飲むとストレスの値(ここでは唾液を使用)や心拍数がプラセボ群と比較して

明らかに低下した様子(Kimura  et al , 2006)。

す、す、すごいぜ緑茶!

ただ、あえて突っ込みを入れるならば、

緑茶でもいいんだけど、抹茶の粉には非タンパク質のアミノ酸であるL-テアニンが豊富にふくまれており、

強力なストレス緩和効果を持ちますので、ガツンとストレスを減らしたい人は抹茶をオススメ致します。

 

ストレス対策フード②:さつまいも

さつまいもには、ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを下げる効果があると言われております。

通常、体内のコルチゾールレベルは一定量に保たれておりますが、

慢性的なストレスはホルモンバランスを崩してしまい、

炎症や痛みなどの悪影響を与える可能性があります。

肥満傾向の女性を対象とした2019年の研究では、

栄養価が高い炭水化物(さつまいもとか)を多く含む食事をした人は、

精製された炭水化物を多く含む食事(お菓子とか)をした人に比べて、

唾液中のコルチゾール濃度が有意に低かったそうです(Soltani et al , 2019)。

さつまいもはビタミンCやカリウムなど、

ストレス反応に重要な栄養素がたくさん含まれているので、

ぜひお試しくださいm(_ _)m

 

ストレス対策フード③:キムチ

キムチには有益な細菌がたくさん含まれており、

同時にストレス緩和に欠かせないビタミン、ミネラル、抗酸化物質を

お手軽に摂取できるのが嬉しいですね。

多くの研究により、発酵食品はストレスや不安を軽減するのに役立つことが分かっており、

2015年の研究では、発酵食品を頻繁に食べる人ほど社会不安の症状が少なかったようですね(Hilimire et al , 2015)

なので、ヨーグルトでもいいじゃねーか、みそ汁でもいいでしょ?

というお声も当然のごとくあります。

はい、仰る通りでヨーグルトも味噌汁も良いです(笑)(Selhub et al , 2014)

キムチが好きだから個人的にランクインさせました。

 

ストレス対策フード④:タンパク質

牛や豚、鶏、魚、卵、豆腐、納豆などに含まれているタンパク質。

特に、牛や鶏などの心臓、肝臓、腎臓などの内臓肉は、

ストレスコントロールに欠かせないビタミンB群、特にB12、B6、リボフラビン、葉酸の優れた供給源です(Young et al , 2019)。

ビタミンB群はドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質の生成に必要で、気分を調整するのに役立つんですよ。

また、卵(Glenn et al , 2012)は「完全栄養食」みたいな称号を与えられておりますし、

納豆は「神食材」とも言われております(すみません、勝手に私が名付けています)。

個人的には焼き魚か刺身かBBQ派ですが、

魚(Lindsay et al , 2017)や貝類(Wu et al , 2017)もバリバリのオススメ食材となります。

サバ、ニシン、サーモン、イワシなどの脂肪分の多い魚には、

オメガ3脂肪酸とビタミンDが豊富に含まれており、

ストレスレベルを下げて気分を改善するのに役立つとされてたりします。

貝類はストレス対策に必要なドーパミンを生成するのに必要なタウリンなどを含みますし、

ビタミン12、亜鉛、銅、マンガン、セレンなどが気分を高めるのに有効なようですね。

やっぱタンパク質凄すぎや…。

 

ストレス対策フード⑤:にんにく

にんにくには硫黄化合物が多く含まれており、グルタチオンのレベルを高めるのに役立ちます。

グルタチオンは強力な抗酸化物質のひとつで、ストレスに対する防御ラインの一部として働いてくれます(Hodges et al , 2015)

パセリとにんにくとどちらをランクインさせるか悩みましたが、

私の好きな方を選びました。

 

ストレス対策フード⑥:ブロッコリー

もともとどう考えても身体によさそうなブロッコリー。

近年では、特定の癌、心臓病、うつ病などの精神疾患のリスクを下げる傾向も指摘されており(LaChance et al , 2018)、

スーパーフードっぷりに磨きがかかっております。

また、ブロッコリーにはスルフォラファンという硫黄化合物も豊富に含まれており、神経保護作用や鎮静作用、抗うつ作用が期待でき、

もはやなんでもありじゃねーか…、みたいになっております。

 

ストレス対策フード⑦:カモミールティー

カモミールは、古来より天然のストレス解消法として利用されてきた薬草の一つです、

カモミールのお茶やエキスは安眠を促し、不安や鬱の症状を軽減することが分かっております(Keefe et al , 2018)。

おしゃれ女子には朗報ですな。

 

ストレス対策フード⑧:ブルーベリー

トリを務めますのはスーパーフルーツ「ブルーベリー」様です。

ブルーベリーは強力な抗炎症作用と神経保護作用を持つフラボノイド系抗酸化物質が多く含まれ、

そのおかげでストレスに関連する炎症を抑え、

ストレスに関連する細胞の損傷から保護する効果があると考えられています。

オススメは発酵食品ヨーグルトとのコラボレーションが最強の食べ合わせでしょう(Schiavone et al , 2013)

 

さて、皆様いかがだったでしょうか?

毎日ストレスが溜まってしょうがねー、とお悩みの方は

今回紹介させて頂いた中から1つでも多く召し上がって頂けますと幸いです。

 

ストレスにお悩みの方は、

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